600MHz NMR装置(アジレント社)

施設/設備

設備の詳細

低分子量の有機化合物から生体関連物質や高分子材料まで、広範囲の物質に関する分子構造の決定、電子状態や立体構造の解析

key word:有機、分子、構造、液体

14.09T(プロトン共鳴周波数600MHz)の超伝導磁石を備える溶液核磁気共鳴装置です。低分子量の有機化合物から生体関連物質や高分子材料まで、 広範囲の物質に対して高度な微細構造、物性、立体化学などの情報を原子核の電子波吸収を観測して、物質の電子状態や立体構造を調べることができます。 オートチューニングユニットを備え、プローブのチューニングは自動で行うことができることから、 1H, 19F, 共鳴周波数が13Cから31Pまでの核種の測定が可能です。 多くの応用的パルスシーケンスも搭載していることから、多様な応用測定が可能です。

磁場強度: 14.1 T(超伝導磁石)、1H共鳴周波数600MHz、13C共鳴周波数151MHz
プローブ: Varian One Probe
測定可能核種: 1H, 19F, 共鳴周波数が13Cから31Pまでの核種
搭載パルスシーケンス: 1H, 19F, 13C, 31P, COSY, HSQC, HMBC, NOESY, ROESY DEPT, Presaturation, Welt, プロトンデカップリング
測定温度: -80℃から80℃まで

フィンガープリント

この設備が使用された研究分野を検索します。これらのラベルは、関連する成果に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。